〜匠の家具達〜
人はなぜ、鉄やステンレスよりも木の椅子を愛するのだろう。ぶつけると傷つき、乱暴に扱うと機嫌が悪くなる。そんな生き物みたいな「体温」にひかれるのでしょうか。私たちも、これまで一度として木を単なる材料と捉えたことはありません。木はまぎれもなく生きものです。言うことを聞かないことも、暴れて手がつけられないこともあります。そのぶん、大切に扱うと素直になるし、心をかけると思い通りに美しく育ってくれる。そう、まるで子供のように。
私たちには責任があります。遠い森からはるばるやって来た木に、かけ心地のいい椅子としての、あるいは使いやすい収納としての新しい人生を授け、未来へ船出をさせてやる責任。素材の使い方や微妙な丸み、ちょっとした手触りがそれらを左右します。匠工芸のものづくりが、いつでも手から始まるのはそんな理由からです。
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2007 TAKUMI KOHGEI Co.,LTD
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